もっそりと更新する個人的日記。
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4日目。リハビリがはじまった。
かなり唐突だった。
いきなりリハビリの先生が来て、
「血圧の様子を見ながら、今日からリハビリはじめます」っていわれた。
30代後半か、40代前半の女性の先生で。
優しいんだけど、芯はしっかりしたカンジの先生だった。
先生の診断がはじまった。
状態をみてから、リハビリのプランを決めるのだそうだ。
腕はまったくあがらない。
指も曲げられない。
足のほうは・・・曲がった!!
一回しかできなかったけど、ひざを立てる事ができた。
それまで、親父は自分では動かせないといいつつも、
朝見るとといつの間にか動かない方の足が曲がっていたりはしていた。
無意識の力ってやつかしらね。
足のほうは腕よりも回復が早いだろうとは思ってたけど。
リハビリ始めから足曲げれるなんて~。
いや~いいね。いいぞ親父。
しかし、よく見てみるとやっぱり麻痺した方の足と、麻痺しない方の足、
段々差がついてきていた。
麻痺した方は細くなってきている。
1日目のリハビリは足の上げ下げだけだったが、
親父は「できない、できない」とばかり言っていた。
麻痺のほうの足をあげると痛いのだそうだ。
でも今頑張らないと、もっと細くなる。
極論を言えば歩けなくなる。
1日目のリハビリが終わって親父に
「これから、こんなリハビリが毎日はじまってさ、痛いだろうし、つらいと思うよ。
そーいう時はウチらにどんどん当たって憂さ晴らしていいから。
だから、リハビリだけはあきらめないで続けるって約束して」
と言った。
親父はまた泣きながら
「約束する」
と言った。
後日、親父にこの時の事を聞いてみると覚えていないことが判明。
マンガみたいないいセリフいったのになぁ。
そしてこの後、約束覚えていない癖に親父はだんだん私たちに八つ当たりをするようになる。